浅間山ミュージアム
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非営利団体 (NPO)

浅間高原&浅間山まるごと博物館・浅間山ミュージアム
浅間山ミュージアムは、  「文化の芽」支援事業から助成を受けている団体です。


群馬大学早川教授

松島榮治先生

唐沢雅夫先生

荒牧重雄先生

フィールドワーク

親子学習会

浅間山ミュージアムとは、浅間山をまるごと博物館とするエコミュージアム構想によって設立され、後に地域全体を博物館と考える嬬恋村郷土資料館松島館長の風土博物館構想・福嶋誠氏による浅間学の提唱をプラスすることによって、新しい形態の博物館を創造し、地域づくり活動に寄与することを目的とするNPO団体です。


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活動報告

非営利団体(NPO) 浅間山ミュージアム事務局
〒377-1613 群馬県吾妻郡嬬恋村大笹2191-33 嬬恋高原倶楽部・飯田  TEL0279-96-1600

このサイトに関する問合せは、サイト担当−北軽井沢ブルーベリーYGH 佐藤まで
05/12 小浅間山調査
05/14 鷹繋山調査
05/16 田中別荘調査
05/18 鎌原用水調査
05/19 浅間山登山口調査
05/20 草軽鉄道廃線調査
05/21 浅間山南斜面調査
05/22 米子大瀑布調査
05/24 草軽鉄道廃線調査
05/28 フォーラム浅間山
06/04 小串鉱山調査
06/05 中之条浅間石
06/06 浅間園調査
06/07 発掘調査の現場見学
07/29 草軽鉄道廃線調査
07/30 草軽鉄道廃線調査
08/06 元白根山調査
08/19 浅間山クレーター調査
09/17 浅間山クレーター調査
09/20 小浅間山クレーター調査
09/24 浅間山クレーター調査
09/25 石津鉱山調査
10/01 浅間山外輪山
10/12 縄文土器
10/21 前掛山火口調査
11/05 小浅間&千ヶ滝
11/14 縄文土器焼き
11/21 唐沢先生の講義
11/26 碓井線廃線調査
12/12 浅間石調査1
12/13 浅間石調査2
12/14 浅間石調査3
02/27 唐沢先生の講義
03/13 唐沢先生の講義
05/12 小浅間山調査
05/14 鷹繋山調査
05/16 田中別荘調査
05/18 鎌原用水調査
05/19 浅間山登山口調査
05/20 草軽鉄道廃線調査
05/21 浅間山南斜面調査
05/22 米子大瀑布調査
05/24 草軽鉄道廃線調査
05/28 フォーラム浅間山
06/04 小串鉱山調査
06/05 中之条浅間石
06/06 浅間園調査
06/07 発掘調査の現場見学
07/29 草軽鉄道廃線調査
07/30 草軽鉄道廃線調査
08/06 元白根山調査
08/19 浅間山クレーター調査
09/17 浅間山クレーター調査
09/20 小浅間山クレーター調査
09/24 浅間山クレーター調査
09/25 石津鉱山調査
10/01 浅間山外輪山
10/12 縄文土器
10/21 前掛山火口調査
11/05 小浅間&千ヶ滝
11/14 縄文土器焼き
11/21 唐沢先生の講義
11/26 碓井線廃線調査
12/12 浅間石調査1
12/13 浅間石調査2
12/14 浅間石調査3
02/27 唐沢先生の講義
03/13 唐沢先生の講義












2/9の噴火の跡









だいぶ、沈静化しましたね。
火山の状況に関する解説情報 第40号 気象庁地震火山部によれば、

http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/volinfo/VK20090205160008_306.html

            火山性地震   火山性微動
 1日          245回      8回
 2日           93回     10回
 3日           56回(6回)  2回
 4日           53回(1回)  0回
 5日(15時まで)    11回(0回)  1回

ということです。


■今回の噴火の放送動画です
職人さんが貼り付けてくれたようですね



ちなみに日本火山の会http://www.kazan-net.jp/のメーリングリストです。
噴火の時の状況は、フリーメールに残っていますので
興味のあるかたは、入会のうえ御覧ください。
入会方法は、下記に書いてあります。
http://www.kazan-net.jp/kazanML.html
マスコミの方、火山に興味ある方は、このさい、お入りになることをおすすめします。噴火映像をカメラに撮れるかもしれませんよ。






■最近の噴火と比較してみました
データーは気象庁のものを使っています。

2008年浅間山噴火リスト
1 2008年8月10日 02時37分  ごく小規模  400メートルの噴煙
2 2008年8月11日 20時05分  ごく小規模  200メートルの噴煙
3 2008年8月14日 07時59分  ごく小規模  400メートルの噴煙             

今回の噴火規模
1 2009年2月2日 01時ジ51分  小規模  2,000メートルの噴煙


2004年の噴火とのSO2比較
今回の噴火は、小規模ですが、co2の料だけは多いみたいです。

二酸化硫黄放出量(トン(日量))
平成16年9月3日 900 1,400 1,600 1,600 1,900 1,600 2,400 1,400
平成21年2月3日 4,300 3,900

注1)数値が2つ以上ある日は、複数回の観測を行っています。
注2)二酸化硫黄放出量が100トン以上は100トン単位で、100トン未満は10トン単位で数値を掲載しています。

車両または航空機*より紫外線相関スペクトロメータまたは紫外線差分吸収分光計で観測した、二酸化硫黄(SO2)の放出量の推移を示しています。


防災メモ 二酸化硫黄(SO2)放出量の観測

 火山から噴出する火山ガスの主なものには、水(水蒸気)、二酸化炭素、硫化水素、二酸化硫黄、塩化水素などがあります。そのうち二酸化硫黄(SO2)は、マグマから放出されて、あまり変質を受けずに大気中に噴出してくるガスであるため、その放出量の動向は火山活動の状態を知るバロメータになります。

 今回は、三宅島や浅間山において実施しているSO2 放出量の観測方法を紹介します。SO2 放出量の観測には、COSPEC(COrrelation SPECtrometer 、Resonance 社(カナダ)製)という装置を用いています。この装置は、太陽光線に含まれる、特定波長の紫外線をSO2が吸収する性質を利用し、噴煙が吸収した紫外線の量から、噴煙中のSO2の濃度を推定するものです。

 観測はトラバース観測法という方法で実施します。これは、ヘリコプターや自動車等にCOSPEC を据付けて、噴煙の下をくぐり抜けながら、噴煙を通り抜けてくる紫外線量を測定し(下図参照)、これと、あらかじめ噴煙のない空で観測しておいた紫外線量の差から、くぐり抜けた噴煙の断面のSO2 濃度分布を推定するものです。気象庁では、求まった濃度分布に上空の風速をかけ合わせて、観測した瞬間のSO2放出率を計算し、さらに、これを1 日あたりのSO2 放出量に換算して公表しています。

http://www.seisvol.kishou.go.jp/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/03m06/300_03m06memo.pdf
より抜粋



■報道発表資料
平成21 年2月3日10 時30 分
気象庁
浅間山の火山活動について
噴火警報切替え、噴火警戒レベル3(入山規制)継続
浅間山では、2日の噴火以降、噴火の発生はなく、噴火が切迫していることを示す傾斜変化や火山性地震の活動は、ほとんど認められなくなりましたが、噴煙量や火山ガスの放出量が多いなど、現在も火山活動の高まった状態が続いています。2004 年の事例では、9月1日の最初の噴火以降、約3ヶ月のあいだ中規模噴火を繰り返す火山活動が継続しました。これらのことから、今後も居住地域の近くまで影響を及ぼす噴火が発生する可能性があると予想されますので、山頂火口から4キロメートルの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。
また、風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。
浅間山では噴火警戒レベル3(入山規制)が継続しています。

なお、今回の噴火警報の切替えにより、浅間白根火山ルート(鬼押ハイウェー)及び白糸ハイランドウェイの通行規制が解除されます。

本件担当 地震火山部火山課火山対策官 北川 03-3212-8341(内線4530)



というわけで、噴火警報切替えになりました。


浅間白根火山ルート(鬼押ハイウェー)及び
白糸ハイランドウェイの通行規制が解除されます。


やっと通常モードに戻りました。




■火山名 浅間山 火山の状況に関する解説情報 第33号
 平成21年2月2日02時07分 気象庁地震火山部

**(本 文)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>

1.火山活動の状況
 本日(2日)01時51分頃、浅間山の山頂火口で噴火が発生しました。噴煙の高さは現在までのところ火口縁上300メートルまで上がり、南東の方向に流れています。

2.防災上の警戒事項等
 浅間山では、火口から概ね4キロメートルの範囲に影響を及ぼす噴火が引き続き発生すると予想されますので、これらの地域では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。また、風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>


■火山名 浅間山 火山の状況に関する解説情報 第34号
 平成21年2月2日03時45分 気象庁地震火山部

**(本 文)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>

1.火山活動の状況
 浅間山では、本日(2日)01時51分頃に小規模な噴火が発生しました。噴火にともなう噴煙の高さは約2000mに達しました。弾道を描いて飛散する大きな噴石が、火口の北側約1キロメートルまで飛散するのを観測しました。軽井沢測候所の空振計で、噴火にともなう空振が観測され、大きさは約7パスカルでした。軽井沢警察署(火口の南東約11km)では、降灰が確認されており、火口の東から南東にかけて、降灰しています。3時現在、噴煙は灰色で、高さは約100mで推移しています。

2.防災上の警戒事項等
 浅間山では、火口から概ね4キロメートルの範囲に影響を及ぼす噴火が発生すると予想されますので、これらの地域では、弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒が必要です。また、風下側では、降灰及び風の影響を受ける小さな噴石に注意が必要です。

(参考)浅間山上空(高度約3000m)の風の予想
 2日6時 北西の風、16メートル。

 次の火山の状況に関する解説情報は、2日(月)9時頃に発表の予定です。なお、火山活動の状況に変化があった場合には、その都度、火山の状況に関する解説情報でお知らせします。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>



■まえちやんネットが捉えた噴火の写真です。
http://bousai.maechan.net/volcano/asama/maechan2/html/2009020202m.html
http://bousai.maechan.net/volcano/asama/maechan/movie/
http://bousai.maechan.net/volcano/asama/maechan2/movie/



■北軽井沢ブルーベリーYGHの佐藤です。
 2004年の噴火では山上がりの変化が有ってから約20〜30時間後に噴火が発生しています。というわけで、1日22時から2日朝8時がまでに、噴火があると予測されていました。そのために、1日20時頃から調査のためにパトロールを3時間おきにおこないました。

 まず、20時。
 鬼押出し園の有料道路が封鎖中。
 地震研究所にも明かりが。
 風はほとんどなし。満天の星空です。

 毎日、ひまわりの種を食べに、うちの庭に来ている二十羽あまりの野鳥たちが、一羽もいないことを除いて、全く普段とかわらないので「本当に噴火するのかなあ?」という感じでした。あまり実感がわいてこないというのが正直なところでした。

 23時。変化無し。
 道路封鎖は、有料道路以外も少しあるようで、嬬恋村村長の名前で封鎖されています。浅間園では無臭でした。動物たちもみかけません。私のような酔狂な人間もゼロでした。

 2日1時50分。
 下記のライブカメラに異変があり、出動!
 http://www.ktr.mlit.go.jp/tonesui/camera/asama/asamahigasi.htm
 http://www.ktr.mlit.go.jp/tonesui/camera/asama/asamanisi.htm

 2日1時59分。
 噴火!(2〜3分)
 赤い火が!
 肉眼でも見えました。すぐに、消えましたが。

 私が目撃した地点は、浅間牧場から浅間園にむかう途中の道です。火山灰が降るかと期待して、峰の茶屋に向かい、20分待機しましたが何もふってきません。片蓋川にも行きましたが、ダメ。何も降ってきません。音ですが、私が、赤い火を見たときは、聞こえてなかったです。ただし、それを見る前まで、車の運転をしていたので、聞こえてなかっただけで、あるいは、音がしていたのかも? というのは、家の玄関で、噴火らしい音が聞こえたような気がしたから。どっちにしろ、2004年の時のような大きな音はなかったです。風の音だったのかもしれないし。臭いは、峰の茶屋でもしてなかったですね。六里ヶ原に行けたらなあ〜。今回は、封鎖区間が大きくとられていて、なかなか火山に近づけません。