浅間山ミュージアム
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はじめに

■エコミュージアムとは?
■浅間山ミュージアム構想
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■講師紹介
  早川由起夫群馬大学教授
  福島大輔先生
  松島榮治館長

■その他
  アンリ・リビエール
  福嶋誠
  武馬利江 

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■風土博物館構想

 風土博物館構想とは、嬬恋村郷土資料館館長松島榮治先生が、長い期間温めてきたもので、平成7年に嬬恋村教育委員会で、整備計画を村に提出しています。

 その計画書の内容については、松島榮治先生の紹介ホームーページに譲るとして、ここには、嬬恋村広報誌に掲載された『シリーズ嬬恋村の自然と文化・連載32回』の記事を紹介したいと思います。

 『シリーズ嬬恋村の自然と文化・連載32回/抜粋』

 通常、建築学的に限られた一定の空間をさすが、ここに言う博物館とは、人々が生活する地域的拡がりを指すのである。

 したがって、この風土博物館構想とは、嬬恋村の人々の生活と環境との優れた関わりを、現地において保存、育成、展示することを通して、豊かな未来を創造しようとする、新しい理念による地域振興策と言えよう。

 従来、博物館と言うと、行政側で設置・運営し地域住民の参加は少なかった。これに対して本構想は、住民を主体とすることから住民参加が前提条件となる。地域住民は構想の大切な構成要素なのである。それだけに、この構想を策定するにあたっては、行政と住民とが、一体となって推進する必要があろう。

(郷土資料館長 松島榮治)


 松島榮治先生の風土博物館構想は、驚くほど浅間山ミュージアムの構想に似ています。というか、地域の生活そのものを保存し展示していくというエコミュージアムそのものとも言えると思います。図にすると下記のようになります。

従来の博物館との違い
従来型の博物館 建物 収集品 専門家・公衆
エコミュージアム
領域(理系?) 
遺産・記憶  住民
風土博物館 地域(文系?)

 そこで、浅間山ミュージアムでは、松島榮治先生の風土博物館構想の実現にむけて活動も、視野に入れることになりました。つまり、今後の浅間山ミュージアムは、

  エコミュージアム構想+風土博物館構想

の2本たてになることになります。これに福嶋誠氏の『浅間学の提唱』が加わることになりますが、浅間学の提唱については、次のページで紹介いたします。


浅間山ミュージアム に入ろう!! [MLの詳細]
メールアドレス

松島榮治先生

嬬恋郷土資料館館長
前橋市文化財調査委員
群馬県文化財保護審議会委員
みやま文庫理事
日本考古学協会会員。
相沢忠洋賞を受賞。


 群馬県考古学界の重鎮として尾崎喜左雄先生亡き後、群馬県史編纂委員として県史を統括し、近隣市町村史を執筆され群馬の古代ー「石田川」ーを初めとして報告書著作の成果も著しく・本年岩宿発掘50周年を記念し第51回日本考古学協会総会を群馬県に招致し、大会委員長として相沢忠洋を顕彰した。

 また嬬恋郷土資料館館長として地域の考古学研究発展に尽力されている。著作も多く、講演活動も多い。並はずれた学識には脱帽するばかり。

 鎌原遺跡の発掘については、あまりにも有名。

非営利団体(NPO) 浅間山ミュージアム事務局
〒377-1613 群馬県吾妻郡嬬恋村大笹2191-33 嬬恋高原倶楽部・飯田  TEL0279-96-1600

このサイトに関する問合せは、サイト担当の佐藤まで