セゾン現代美術館

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セゾン現代美術館


北佐久郡軽片沢町長倉芹ヶ沢2140
0267.46-2020

JR長野新幹線軽井沢駅、しなの鉄道中軽井沢駅より草津温泉行バス利用、
軽井沢千ケ滝温泉ホテル入口下車徒歩10分
上信越自動車道碓氷軽井沢ICから20分

駐車場:60台 
10:00〜18:00(11月は17:ooまで)
休館日:木曜日、7、8月は無休(l11月下旬から4月中旬は冬期休館)

大人1000円
高・大学生700円
小中学生300円

 財団法人セゾン現代美術館(旧高輪美術館)は1981年に東京高輪から軽井沢の地に移転し、開館10周年を機に、財団法人セゾン現代美術館と改称し、再出発しました。旧高輪美術館のコレクションに加えて、新たな方向として内外の現代美術を中心に収集、展示し、「生きた美術館」として現代美術の愛好者の方々から高い評価を受けるまでに成長しました。毎年「コレクション展」や「Art Today展」などの企画展を開催し、変貌を遂げる現代美術の現在を提示してます。


 美術館のコレクションは、カンディンスキー、クレー、マン・レイ等の二十世紀前半の巨匠の作品から、日本の気鋭の作家のまだ絵具も乾いていないような最新作まで、幅広くかつ系統的に構成されています。

http://www.smma-sap.or.jp/





 セゾン現代美術館が軽井沢のこの地に開館したのは、1981年。開館当時は、以前の名称の「高輪美術館」を名乗っていました、現在の名前に変更したのは、一九九一年。収集と展示活動の中心にある「現代美術」を、館名によっても明確に表明したいと考えたからです。当美術館のコレクションは、カンディンスキー、クレー、マン・レイ等の二十世紀前半の巨匠の作品から、日本の気鋭の作家のまだ絵具も乾いていないような最新作まで、幅広くかつ系統的に構成されています。世代で言えば、私たちの世代、父母の世代、祖父母の世代という三世代の美術作品を収集していることになりますが、もちろん私たちの後の世代の作品も継続的に収集されていくことを目指しています。

 客観的に判断しても、国内有数の二十世紀美術のコレクションと自負できるものですが、その評価はむしろ海外においてなされてきたように思われます。なかでも二点のカンディンスキー、三点のクレー、六十点のマン・レイ、戦後アメリカのポロック、ロスコ、ジョーンズ、さらに戦後生まれのキーファー、クレメンテ等のコレクションは、代表作として海外からの貸し出し依頼の多い作品です。
 残念なのは、美術館内にコレクションのごく一部しか展示できないことです、冬の閉館期を除いて、春期と夏期にテーマをしぼったコレクション展、秋期に日本の若手アーティストの企画展を開催していますが、いずれにしても展示スペースの拡張が今後の課題と言えるでしょう。
軽井沢というリゾート地に美術館が位置するため、必ずしも来館者イコール美術愛好者という構図は成り立ちません。けれども海外旅行で、たとえばパリのポンピドゥー・センターやニューヨークのグッゲンハイム美術館で初めて現代美術に触れるように、旅先での白紙状態で現代美術と出会えるということも、セゾン現代美術館の特徴のひとつかもしれません。
(館長難波英夫)