海応院 |
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海応院天文5年創建された曹洞宗の古刹。昔は小諸城内五軒町にあり、関ヶ原合戦の際、真田氏を攻めた徳川秀忠の宿舎ともなりました。市の花コモロスミレ発見の地。『北国街道荒町館』の近く。『みのや』横の山門から参道に入ると、大きな木々にかこまれた境内は禅宗の寺らしい佇まいを見せています。樹齢370年を越す『潜竜の松』は小諸市の天然記念物で、みごたえがあります。又、5月上旬にはここ海応院で発見された、小諸市の花「コモロスミレ」を見ることができます。 〒384-0014 長野県小諸市荒町1-6-5 TEL 0267-22-0307 上の写真が、荒町。北国街道荒町館の近く。みのや横の山門から参道に入ると、大きな木々にかこまれた境内は禅宗の寺らしい佇まいを見せています。樹齢370年を越す『潜竜の松』は小諸市の天然記念物で、みごたえがあります。又、5月上旬にはここ海応院で発見された、小諸市の花「コモロスミレ」を見ることができます。 天文5年創建された曹洞宗の古刹。 昔は小諸城内五軒町にあり、関ヶ原合戦の際、 真田氏を攻めた徳川秀忠の宿舎ともなりました。 市の花コモロスミレ発見の地。 小諸スミレ長野県小諸市の天然記念物。スミレの重弁型(八重)で園芸家好みの品種です。小諸市海応院にある解説板によると、「コモロスミレは、スミレの八重咲きの一品種で、大正12年(1923年)、海応院に下宿した小諸尋常小学校訓導の中條正勝氏により海応院境内で発見された。当初は、矢沢米三郎氏により「ヤエスミレ」とされていたが、その後、変化に富む八重咲きの特徴を持つスミレは他にないということがわかり、小諸で発見のスミレ、「コモロスミレ」と名付けられている。花は、春葉の間から花柄を出し、4月下旬〜5月上旬頃咲き、地上茎が無く束性する多年草である。花の色は濃い紫色で、多重に咲く。この八重咲きも花弁の数が二重から多重と変化が多い。葉は、被針形で先はやや丸みをおび、縁は鋸歯状となり、葉のもとは、わずかに心形の切れ込みが、葉柄には翼がある」 とあります。 スミレの花弁は上弁2枚・側弁2枚・唇弁1枚で、がく片は5枚と決まっていますが、コモロスミレは花弁とがく片の数に変異があり花によってまちまちです。また、コモロスミレは、受粉に虫を必要としない花であり、閉鎖花によっても種ができるので、花の形が異常でも子孫を遺せる不思議なスミレです。 |
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