新海三社神社

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新海三社神社


 長野県佐久市にあります。小海線・臼田駅の東2Kmほどの田口に鎮座。雨川に沿って東へ進むと、五稜郭で有名な龍岡城跡があります。その城跡を過ぎて、しばらく進むと境内入口になります。
 古くより佐久郡三庄三十六郷(さんしょうさんじゅうろくごう)の総社といわれ、また、武神(ぶしん)としても崇敬が篤く、源頼朝による社殿修理再興の口碑(こうひ)や武田信玄が上州(じょうしゅう)(現在の群馬県)箕輪(みのわ)城攻略の際の戦勝祈願文も残されています。
 広大な境内にある三重塔および東本社は、ともに室町時代の建築で、昭和25年(1950年)に国の重要文化財に指定されています。 三重塔は、その建築様式が、三間三重塔婆(さんけんさんじゅうのとうば)・柿葺(こけらぶき)で、禅宗様と和様を折衷した建築当時の特性をよく示しています。 また、東本社は、その建築様式が一間社流造(いっけんしゃながれづくり)・桧皮葺(ひわだぶき)で、母屋の柱貫木鼻(はしらぬききばな)の笹模様などに時代的な特徴が示されています。

長野県南佐久郡臼田町大字田口




新海神社三重塔(重要文化財)

 新海三社神社の神宮寺の塔として建立され明治維新の排仏毀釈の際には神社の宝庫として破却をまぬがれた。 風鐸の銘により永正12年(1515)の建立と考えられる。様式は和様を主としながらも随所に禅宗様が取り入れられて居り、初重と二三重の垂木の方向の違いなどにそれが見られる。
 社伝によると、嘉祥二年(八四九年)に創立し、文明(一、四六九−一、四八七年 室町時代)年間に修理したとあるが、この塔は、様式、手法上から室町中期のものと推定されるので、おそらく文明の頃再建されたものであろう。形がよく整い、温雅の風調があり、相輪に至るまでよく創建当所のものが保存されている。