武重本家酒造及び武重家住宅屋敷神

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武重本家酒造及び武重家住宅屋敷神

武重本家酒造

長野県佐久市茂田井2179

 重本家酒造株式会社(たけしげほんけしゅぞう)は、長野県佐久市にある酒類製造業者。江戸(文政10(1827))から続く造り酒屋です。長野県の佐久地方、中仙道望月宿と芦田宿のちょうど中間点、旧中仙道沿いの昔ながらの街並の中にあります。そして「武重家住宅及び武重本家酒造」の建造物30棟は、国の登録有形文化財です。お酒は文化財の中で造られています。きもと造りが特徴。武重本家酒造の裏に映画「たそがれ清兵衛」のオープンセットが作られ、撮影が行われました。


たそがれ清兵衛

 山田洋次監督が初めて手がけた本格時代劇です。多くの人から愛されながらも再現することの難しさから映画化が敬遠されてきた藤沢周平作品の、しかも写真や文章といった映画化に欠かせない資料もほぼ皆無に近い幕末の庄内地方を舞台にした時代劇ということで、制約だらけの世界の中での挑戦となりました。
 徹底したリアリズムに拘った山田は、構想に10年以上時代考証に1年以上かけて、家屋や城内の様子、さらには髷に至るまで従来の時代劇とは異なったアプローチを展開。苦心の末それらが見事に結実しました。
 特に夜間のシーンにおいて、当時街灯など存在しないにもかかわらず不自然または不必要な明るさが見受けられる時代劇映画が多い中で、まさにこのような暗さであったであろうと観客を納得させ映画全体の彫りを深いものにしています。
 2002年度(第26回)日本アカデミー賞では『Shall we ダンス?』に続き、史上2度目の全部門優秀賞受賞を果たし、助演女優賞を除く全ての部門で最優秀賞を獲得しました。また、ほかにも国内において多数の映画賞を受賞したほか、2003年(第76回)アカデミー賞において外国語映画賞にノミネートされるなど海外でも高い評価を受けました。


武重家住宅屋敷神

間口2m75,高さ2m25の石造鳥居。明神鳥居の柱上端に台輪をいれた稲荷鳥居の形式ですが、二段亀腹の礎石の形状も特異。屋敷神とともに造り酒屋の屋敷構えを構成する一要素になっています。